悪質な出会い系サイトの特徴とは？見分け方と対処法を徹底解説！

更新日：10月 21, 2022

出会い系サイトを利用して、手軽にたくさんの女性と出会いたいと思っていても、悪質（悪徳）出会い系サイトの口コミや評判を見て躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、出会い系サービスで暗躍する悪質な出会い系サイトの特徴と見極めるポイントについて徹底的に解説します。出会系サイトを活用したいと検討している方はぜひ参考にしてください。

悪質な出会い系サイトの特徴

①運営会社の情報がない

運営会社の詳細な情報が掲載されておらず、利用規約もない、もしくは発見しづらい場所に設置しているサイトは間違いなく悪質な出会い系サイトです。仮に利用規約を見つけることができたら、隅々まで読みましょう。高額な請求額や疑わしい内容が記載されているはずです。

また、海外に存在している会社や電話番号が国際電話番号、責任者が外国人というような場合は非常に危険で、返金の可能性も低いと考えてください。

②URLが怪しい

ページを開いたらURLの確認も必須です。サイト名と関係なく無駄に長いURLを使用しているサイトや、「.」や「-」などを多用しているサイトは要注意です。国内のサーバーが使えず、海外の無料サーバーを使用している可能性も高いと言えます。通常であれば覚えやすいURLで登録するものですが、無意味な英数字の羅列は機械が大量にサイトを作成している可能性が高いので注意しましょう。

また、大手企業のURLと似ている場合にも注意が必要です。これは不正なメールを受信しないようにするフィルタ機能をくぐりぬけるために行われています。

③年齢認証がない

出会い系サイト規制法により、18歳未満の出会い系サイトの利用は禁じられています。それに伴い、運営は利用者の年齢確認をすることが法律によって義務付けられています。よって、年齢認証を行っていない出会い系サイトは自動的に、違法な悪質サイトということになります。

④高額な料金設定

悪質サイトは異常に高額な料金設定をしています。基準として、下記優良出会い系サイトの料金設定をご覧ください。

サイト名	メール送信	メール受信	プロフ閲覧
ハッピーメール	50円	無料	無料
PCMAX	50円	無料	10円
ワクワクメール	50円	無料	無料

ハッピーメール、PCMAX、ワクワクメールは優良出会い系サイトの中でベスト3のサイトです。この3サイトとも「メール受信は無料、送信は50円」となっており、これが相場です。

ここから考えると、たとえば「メール1通500円」などという料金設定をしているサイトは確実に悪質な詐欺サイトということになります。また、「連絡先が書かれたメールを受け取るにはさらに○○円課金が必要」という場合も悪質なサイトです。優良サイトであれば、メールの内容にかかわらず、無料で受信することができます。

⑤料金が後払い

優良な出会い系サイトはすべて料金前払い制になっており、先に必要な分だけポイントを購入します。一方、多くの悪質出会い系サイトは、使った分だけあとでまとめて支払う後払い制の形態をとっています。なぜなら、知らないうちに利用料金が加算されていくシステムを取っているからです。ユーザーは高額請求をされて初めて悪質な詐欺サイトであることを知ります。

⑥Gmail登録不可

Gmailで登録できないサイトはほぼ悪徳サイトです。GmailやYahooメールは迷惑メールが届かないようにスパムフィルターがしっかりしています。それだけ迷惑メールや詐欺メールを送っているということなので、関わらない方が賢明でしょう。

⑦同時に別サイトへ登録される

無料サイトに登録後、別のサイトも同時に登録された場合は、確実に悪徳出会い系サイトです。自動で登録するケースも多いので、かなり分かりづらいシステムになっています。別サイトでは高額な利用料金を請求します。

また、悪質な出会い系の運営は、優良出会い系サイトの会員を詐欺のターゲットにしていることも多いです。まずは、バイトを雇って人気の優良出会い系サイトに潜入させます。そして、相手の男性にすぐにLine ID交換を要求し、無事にIDが交換できたら、やりとりの場をLineへ移します。その後、「スマホの調子が悪いから、ここのアプリで話そうよ」と、自分たちが運営する悪質サイトのURLを貼り、誘導します。

悪質な出会い系サイトの対処法

①お金を振り込まない

現在は出会い系サイトを利用したワンクリック詐欺のような手法が増加しています。悪徳サイトと分かった以上は架空請求がきても絶対にお金を支払ってはいけません。

お金を払えば終わるという気持ちで支払う方もいますが、一度お金を払ってしまうとより危険です。お金を払った人間の情報は悪徳業者のリストに記載され、さまざまな悪徳業者から催促の連絡がくることになります。

悪徳業者が裁判を起こしたり、自宅に押し掛けたりすることはまずありません。慌てずに対処して、警察や国民生活センターに相談しましょう。

②メールを返信しない

迷惑メールがどんなに送られてきてもそこに書かれている「配信停止はこちら」などといったアドレスや請求メールに返信してはいけません。電話番号や氏名、住所などが知られるとさらに厄介なので、問い合わせも絶対にしないようにしましょう。

③電話を掛けない

見知らぬ請求があった場合や退会の場合には会社に連絡をくださいと電話番号が書かれていても、決して悪徳業者に電話をしないでください。余計に迷惑電話や迷惑メールが届く原因となるので、絶対に電話はしないでください。

④無視する

仮に詐欺にあった場合でも個人を特定できるもの(住所や氏名)などがしられていない場合、最善の策は無視することです。メールアドレスや電話番号を知られた場合には、架空請求メールなどがきても、受信や着信を拒否したり変更しましょう。

⑤相談する

被害が拡大してもう自分だけではどうにもならない状況になってしまったら、速やかに警察や消費者センターといった機関に相談しましょう。

無料だと思った場合は支払う必要なし！

契約申込の確認画面がなかったのなら（有料であることを承諾していない）支払う必要はありません。「少額だから」「家族にバレたくないから」と、言われるがままに支払うと、「こいつはカモになる」と判断され、他の悪質業者にも情報が渡ります。

裁判を起こされた場合の対処法！

裁判所から書類が届いた場合には無視してはいけません。まれに、悪質サイト側が利用者を相手取り、裁判を起こすことがあるからです。内容としては、「使っていないサイトの利用料を支払え」というものなので、出廷すればサイト側は確実に負けます。しかし、もし欠席してしまうと、不利益を被る可能性があるので注意してください。

但し、悪質サイト側が、裁判所からの通知を装った手紙を送ってくることも少なくありません。以下のポイントを必ず確認しましょう。

特別送達の取扱いである

郵便局員によって配達された

印鑑か署名をした上で対面で手渡しされた

ハガキ形式ではない

ポスト投函は絶対されない