出会い系の援助交際とは？コロナ禍で急増する援交とパパ活を解説！

更新日：10月 21, 2022

出会い系サイトを利用していると援助交際を目的とした募集を見かけるかと思います。援助交際も売春も、男⼥が出会って、お⾦のやり取りをして、セックスをする事に変わりありませんが、厳密に言うと「援交＝売春」ではありません。そこで今回は援助交際の仕組みと、現在、募集が急増している理由について解説していきたいと思います。

援助交際とは？

援助交際とは、基本的に⼥性が男性から⾦銭をもらって⾏う性⾏為の事を指しています。お⾦を援助してもらう代わりに交際する(セックスをする)というと分かりやすいと思います。中には、気持ちの部分をお⾦で割り切るという⼥性もいます。

また、相⼿の年齢や容姿によって援助交際の⾦額は変わってきます。但し、決まりは無く、お互いの需給が⼀致する所で援交の⾦額は決まります。⾦額のやり取りをする場合も隠語が使われており、⼥性からホ別イチゴという条件を提⽰された場合は、ホテル代とは別に10,000円を⼥性に渡す必要があるという事になります。

募集や交渉は隠語や類語を使って行われるのが一般的です。援助交際と同じ意味で⽤いられる隠語として「円光」「割り切り」「サポ」「パパ活」などがあります。

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隠語	意味
大人の関係	肉体関係
SF	肉体関係
割り切り	援助交際
分かる人	援助交際
サポ	援助交際（サポートの略）
円光	援助交際
支援	援助交際
パパ活	援助交際（肉体関係なしもある）
定期	定期的な援助交際
希望	条件の隠語
お願い	条件の隠語
ゴ有	コンドームあり
生	コンドームなし
NS	コンドームなし
生外	コンドームなしで外出し
生中	中出し
プチ	本番なし
ソフレ	添い寝フレンドの略
DK	ディープキス
F	フェラ
ホ別	ホテル代別
K	1000円の略語・10kなら1万円
イチゴ	15000円
緑	LINE
黄色	カカオトーク

逆援交とは？

援助交際は男性が⼥性にお⾦を⽀払うのですが、男性が⼥性から⾦銭をもらって⾏う場合があります。定期的に逆援交を⾏う⾏為をママ活といいます。分かりやすく⾔うとパパ活の男⼥の⽴場が逆転した関係です。

お⾦を払ってでもセックスをしたいと考えているのは男性だけではありません。⽇常のセックスライフに不満がある、性欲が強すぎる、お⾦を払う事で優位性を持ちたいなど理由は様々です。⽴場的に男性は⼥性の指⽰に従ったり、やりたい事を優先する必要があるので、M気質の男性の⽅があっていると思います。

本番行為のない援助交際

⼀⼝に援助交際といっても、その種類は様々です。中には本番⾏為を伴わない援助交際もあります。パパ活に代表されるようにデートや食事のみの場合や⼿コキ、フェラチオだけの場合もあります。それぞれで⾦額が違ってきます。

会わない援助交際

2020年に発⽣した新型コロナウイルスの影響で援交も変化しつつあります。相⼿が新型コロナウイルスに感染しているかもしれないという状況の中で濃厚接触する必要がある援交は控えられる傾向があります。そんな中で⽣まれたのが「オンライン援助交際」です。オンライン援助交際は、SNSなどのダイレクトメッセージを使って、裸の写真やオナニー動画を買わないかと誘ってくるやり⽅が多くなっています。

援助交際は売春になる？

「援交＝売春」と勘違いされている⽅が多くいますが、正しくは、個⼈間で⾏う援助交際は売春には当たらず、管理売春の場合は売春に当たります。但し、高校生や中学生など18歳未満の女性が行っている場合もあり、この場合は児童買春となり個人間のやり取りでも逮捕されます。

援助交際と管理売春の違いは「不特定多数を相⼿にしているか」になります。ここでいう不特定多数の相⼿というのは、⾃分の意思で相⼿を選べない場合があてはまります。つまり、個⼈で出会い系などの募集掲⽰板を使って、不特定多数の相⼿に対して援交の募集を書き込んでも、⾃分の意思で相⼿を選ぶことが出来ますし、希望する相⼿がいなければ誰とも会わないという選択肢もあります。

これに対して管理売春と呼ばれている援デリの場合は、男性と性⾏為をする⼥性の⾏動は援デリ業者という別の存在に全て管理されています。性⾏為をする相⼿から待ち合わせをする場所までを管理されており、全て⾃分の意思を挟む事が出来ません。この為に不特定多数を相⼿にしているとみなされて、管理売春になってしまうのです。援デリと関係を持ったことが公になっても罪に問われるのは援デリ業者です。

一般女性（素人）の援助交際

この場合は、⼥性⾃⾝で援交をする相⼿・⾦額・待ち合わせ場所/時間など全てを決める事が出来ます。最終的に男性からお⾦をもらってセックスをするのですが、個⼈で援助交際をしている⼥性は、必ずしもお⾦をもらう事が⽬的ではありません。中にはセックスをする事が⽬的だが、パートナーがいるなどの理由で気持ちの部分をお⾦で割り切っているという場合があります。

管理売春に属する⼥性

この場合は、実際に会ってセックスをする男⼥以外に⼥性を管理している「援デリ業者」が存在しています。援デリ業者は⼥性が誰と会うか、待ち合わせ場所をどこにするか、援助交際の⾦額はいくらかなどを男性とやり取りをして決めていきます。

この為に管理売春に属する⼥性は、⾃分のタイプに近い男性を選ぶことも出来ませんし、⽣理的に無理な相⼿であってもセックスをする事を断ることは出来ません。援交の⾦額に関しては、援デリ業者と⼥性の取り分が決まっているので、相⼿が提⽰してきた条件を変更する事も出来ませんし、相場を下回る条件を提⽰してくるような事はありません。

一般女性と業者の見分け方

出会い系サイトを利用して、管理売春をおこなっている業者と援助交際を希望する一般女性を見分けるには、以下の点に注目すれば簡単に判別することができます。

利用端末がPC

出会い系サイトでは相手の女性のプロフィールを見ることができ、利用端末が記載された箇所があります。通常、素人の女性の場合はスマホからアクセスしていることが多いと考えられます。わざわざ家でPCを立ち上げて出会い系サイトを開く人も少なく、PCから接続している女性は高確率で業者と見て間違いないでしょう。その理由は、業者がそれぞれの女性に対してスマホを用意していなかったり、複数人でPCからアクセスして女性を演じることがあるからです。

投稿内容

アダルト掲示板の投稿頻度が高過ぎたり（1日に数時間おきに投稿している）、掲示板にＨなことばかり書いている女性は業者の可能性が高いと言えます。また、プロフィール内容の完成度が低く、募集内容が短文であったりコピペであれば、怪しいと思いましょう。例え素人女性だったとしても、やり取りすることはお勧めできません。

待ち合わせ場所

業者であれば、とても分かりやすい場所を待ち合わせポイントとして指定してきます。〇〇駅の〇〇（ランドマーク）前などを指定し、あまりに遠い場所や車で入りにくい場所（業者が送迎しているので）は指定してきません。逆に言えば、風俗店が周りにない駅や人が少ない地方駅、有名ではないお店の前、駐車場などを指定してきたら素人の可能性が高いと言えます。

支払い方法

ホテルに入った途端、指定の金額を要求するのは間違いなく業者でしょう。素人女性の場合は最初から要求することは稀で、自然と後払いになることが多いです。業者の女性はお客とのやり取りを徹底されているので、後払いを持ちかけても絶対に拒否をします。敢えて先にメールで支払い方法を確認するのもいいかも知れません。

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援助交際が増えている理由とは？

今や、普通の女子大生や一流大学に通う女子大生たちがぞくぞくと援助交際を始めています。なぜなら、女子大生の父親の世代の収入はどんどん減っているのに、大学の学費は増え続けているからです。一人暮らしをする大学生は年間250万ほどのお金が必要になります。父親世代の年収は平均で568万で、それを補うにはほとんど不可能な数字になりつつあります。

実際、全国大学生協連の学生生活実態調査によれば、大学生への仕送り額は以下のように減っています。

仕送り額：1996年

102,240円

仕送り額：2019年

63,250円

この2つのミスマッチが多くの援交女子大生を生んでいるのです。彼女たちは、普段は家庭教師だったり居酒屋だったりで、一生懸命アルバイトをしています。そしてどうしようもなくなったときだけ援助交際をしているのです。彼女たちは「普通」の道を踏み外したくない。ソープやヘルスに落ちたくはない。自分のなかでギリギリ納得できるのが「援助交際」なのです。また、相対的貧困率の上昇に伴い、女子大生以外にも、普通のOL・普通の主婦が、援助交際を行うことが増えてきています。

コロナ禍による収入減でパパ活は急増

コロナ禍によりアルバイト先を失ったり、あるいは本職の収入が減少していることもあり、気軽にお金が得られるパパ活は活発化傾向にあります。しかし、従来のパパ活はデートや食事だけの関係が前提でしたが、今日では肉体関係を持つことも一般的になりつつあります。

一般的にパパ活の相場は、お茶もしくは食事で1回につき0.5万〜1万円でしたが、肉体関係は1回2万〜5万円と幅があります。しかしこの相場もデフレ状態にあります。パパ活も男性よりも女性が多い状態なので、男性に選ばれるのも簡単ではないのです。また、今までパパ活は裕福な男性のものというイメージがありましたが、今日では女性が供給過多となり競争が激化、一般のサラリーマンでも取り合いになるため相場平均も下がっています。