多くの女性が興奮すると言われているのが言葉責めです。言葉責めがマスターできると、女性もいつもと違ったセックスに興奮し、あなたとのセックスが大好きになる可能性が高まります。ただ、言葉責めが苦手な人も存在するので、調子に乗っていきなり乱暴な言葉を使うのはよくないでしょう。そこで今回は、初心者でも使える言葉責めを種類ごとにセリフ集にまとめ、ポイントや注意点を徹底解説していきます。
言葉責めとは?
言葉責めとはセックスの最中にエッチな言葉を囁いて性的な興奮を高めるものです。一言で言ってしまうと、普段口にしないような相手の羞恥心をあおるセリフです。 SMプレイの一種で、レベル的にはソフトSMに分類されます。言葉責めの目的は、相手の性的な興奮を高めることにあります。 セックスの最中に身体の変化などを相手に言うことで、そのリアクションを楽しみます。 いつもとは違った反応を見せることで自分も興奮して、今まで以上に刺激的なセックスを楽しめます。
女性には特に効果が高い
言葉責めは男女どちらにも興奮させる効果を期待できますが、特に女性は言葉責めの効果が高いです。女性は男性とは異なり、体への刺激だけでなく精神的な刺激でも性的興奮を覚える事ができます。むしろ女性は精神的や心への快感の方が重要で、直接的な刺激を与えなくても思考や言葉責めだけでイく事も可能です。言葉責めは男性から女性に言うのが効果が高く、女性をゾクゾクとさせ、強い興奮を覚えさせることができるでしょう。
女性は雰囲気に興奮する
男性は女性の裸を見たり、女性からボディタッチをされる事などにムラムラとする事が多いです。このように男性は「直接的な刺激」に対して興奮を覚える人がほとんどです。それに対して女性は「雰囲気」で興奮する事が多く、直接的な刺激ではあまりムラムラと感じる事はありません。男性は「女性」であればどんな人であろうと直接的な刺激を与えられたらムラムラしてしまいがちです。
しかし女性は好意のある男性にしか興奮しません。むしろ男性から触られたり直接的なアプローチを受けた際に「気持ち悪い」と嫌悪感を覚える人もいます。このように男性と女性では興奮するシチュエーションや思考が異なります。雰囲気に興奮する女性の方が言葉責めは合っていると言えるでしょう。
罵るのではない
たまに言葉責めについて勘違いされている男性がいますが、あくまでも言葉責めは性的興奮を高めるなどの効果を得るためのアイテムです。おそらくAV作品の影響を受けて真似ている人がほとんどかもしれませんが、相手の興奮度を高めるための言葉使いであり、罵ったり暴言を吐くことが言葉責めではありません。
言葉責めでチェックすることは?
冷めてる関係では難しい
言葉責めは、男性と女性の信頼関係が出来上がっていない状態では成立しません。また言葉責めを「乱暴で冷たくすればいい」と勘違いしている人も多いです。女性はオラオラとした乱暴な言葉責めは好まなく、ジワジワと辱められるような言葉責めを好む傾向があります。従って、セックス自体に冷めた部分を感じてしまうと、言葉責めどころではありません。丁寧でラブラブとしたセックスを前提に、言葉責めを併用するようにしましょう。
M寄りの女性であること
言葉責めは、文字通り責めるプレイです。言葉責めで強い快感を覚えたり言葉責めを好むのはM寄りな性質がある女性でしょう。S気質な女性に対して言葉責めを使っても、あまり良い雰囲気にならなかったり気持ち悪いと思われてしまう可能性もあります。
女性がSかMであるかどうかを見極めるのは難しくなく、日常会話や反応で判断する事が可能です。例えば男性に尽くしたり断れない性格の女性はMで、気が強かったりはっきりとした性格の人はSの女性である可能性が高いです。女性をSかMか、見極める事が出来ない人は、女性に直接聞く事で言葉責めをするリスクを軽減させる事が出来るでしょう。
距離感が大切
付き合って間もない間柄だとお互いの信頼関係が確立しておらず、距離感が遠いケースがほとんどです。距離感が近くない女性に対して言葉責めをしても、女性が緊張してしまい上手く集中する事が出来きない可能性があります。言葉責めは、お互いの素性や性格を知って距離感が縮まってから行う事でより効果を発揮する事ができるでしょう。言葉責めをする対象が付き合って間もない距離感である場合は、言葉責めは控えたほうが無難と言えるでしょう。
言葉責めをするポイントとは?
照明を落として雰囲気を作る
部屋が明るい状態だと、いろんなものが目に入り無意識のうちに意識が散漫してしまいます。従って、明るくお互いの顔がはっきり見える状態で言葉責めをしても、集中できずに言葉が頭の中に入らない可能性が高いです。言葉責めをする時はなるべく照明を落とし、薄暗い中で行うのが良いでしょう。薄暗いだけでいやらしい雰囲気を作る事ができ、余計な情報を与えず言葉責めに集中させる事が出来ます。
タイミングが重要
言葉責めを使って相手を気持ちよくさせるには、女性の興奮度合いや使用するタイミングがとても重要になります。セックスの序盤で言葉責めをしてしまうと、まだ女性はセックスの雰囲気に入り込んでおらず客観的に見てしまう可能性が高いです。言葉責めを使う際は、女性の興奮度が高まっている時に使う事で女性の脳や心に直接響き、強い快感を与える事ができるでしょう。
耳元でささやく
言葉責めには色々なやり方がありますが、耳元で囁くように言うのが効果的です。吐息などを混ぜながら耳元で甘い言葉責めをすれば、相手は骨抜きになってしまう事でしょう。耳元で囁く際は、自分が思っているより小さいボリュームで話すくらいが丁度いいです。人間は小さい声であればあるほど、聞こうという意識が働くため、言葉の内容を脳内への伝えてくれます。
この時注意しなくてはならないのは、鼻息で言葉を邪魔しないようにする事です。興奮し過ぎていると鼻息が荒くなっている可能性が非常に高いです、鼻息を耳元で感じると言葉責めところではなくなるので注意しましょう。
状況にあったものを使う
言葉責めに「こう言う状況の時はこういうことを言う!」などの決まったルールはありません。その時々の状況や相手の様子、雰囲気を見ながら言葉責めをしてみましょう。上記で説明したように耳元で囁く言葉責めだったり、上から見下ろしながら吐き捨てる言葉責めだったり言葉責めの種類は様々です。自分の中で言葉責めのテンプレートを作らずに相手の様子を見ながら、状況にあった言葉を選んで使いましょう。
言葉責めの種類
褒める
言葉責めの種類で最も簡単なのは「褒める」ことです。ですが、ただ褒めるだけでは言葉責めとは言えません。何故なら通常のセックスでも相手を褒める行為は珍しくないからです。つまり言葉責めでの「褒める」は、後述する種類の言葉責めを活かすために用いることが第一前提となります。
貶す
言葉責めにおける「貶す」とは、相手の悪い部分や欠点を取り上げて言い放つのではなく、性に属する相手の言動について貶すことです。概ねS側の男性がM側の女性に対して行う言葉責めです。
命令する
言葉責めと聞いて多くの人が真っ先に想像する言葉の種類は命令系ではないでしょうか?命令系の言葉責めは、ご想像通りハードなSMプレイの際に使用されるケースが多いと言えます。完全に上からの物言いで、相手を性行為上の支配下に置きコントロールする時に用います。
実況する
受ける相手側が恥ずかしい心理状況下ながら、最も性的興奮を与えられる言葉責めが実況です。言葉責めをする側が相手をエロくしているにも関わらず、エロくなった身体的状態や感度が増したことなどを実況します。
予告する
前項の実況という言葉責めの場合はリアルな現況を言い続けますが、それとは異なり責め側が最初から分かっていることを予告して実現させる言葉責めもあります。
感想を述べる
数ある言葉責めの中でも、この感想を述べる言葉責めは特に好反応を示す女性が多いと言えます。先ほど例に挙げました実況の場合はリアルな現状を囁き続けますが、感想を述べる場合は何らかの結果を語るのです。
質問する
言葉責めの定番の一つと言えるのが質問をする言葉責めです。例えば「どこをどんな風にして欲しい?」などの問いかけをします。そして相手に欲求を答えさせて更に性的興奮を促すのです。
女性が興奮するセリフ集
綺麗だね
言葉責めには欠かせないフレーズの代表的なランゲージと言えば「綺麗だね」という一言でしょう。言葉責めという表現とはかけ離れているイメージもあると思いますが、褒め言葉や癒しの言葉も含めて言葉責めになります。女性のメンタルを心地良くするために用いる言葉責めなのです。
色っぽいね
女性のメンタルを心地良くする言葉責めには色っぽいねという言葉もあります。女性には不思議な感覚を持つ人が多く、スタイル抜群なのに自身の体型に不満を抱くケースも珍しくありません。女性としての華麗さを表わす色っぽいという言葉責めは心身共に良い効果を与えます。
乳首立ってるよ
ここで女体に関するおすすめの言葉責めを一つ言いますと、乳首立ってるよと耳元で呟くことです。これはエロモードに突入している証とも考えられるため、それを相手にも認識させて興奮度をUPさせます。タイミングにもよりますが、非常に好反応を示す確率が高い言葉責めですので是非お試しして下さい。
結構エロいんだね
これはツンデレ女性や普段の振る舞いが澄ました感じの女性に対して用いるフレーズです。この言葉責めの際は特にイントネーションに気をつけましょう。そうしないと思わぬ誤解をされる可能性があります。普段の感じと性行為中のギャップを伝えて、相手の羞恥心を刺激する時に有効な言葉責めの一つです。
こっち見て
主に女性の性感帯を舌や指で愛撫している時に放つ言葉責めです。性行為中の動作をよく見ている女性は少ないはずですが決して見たくない訳ではありません。女性特有の貞操観念が機能しているだけで関心はあるのです。その性本能を後押しするためにも、愛撫中こっち見てと言い聞かせば進展も期待できます。
いい音だね
このワードの言葉責めを使うシチュエーションと言えば、もちろん女性器へのクンニか手マンの最中に他なりません。もちろん女性にも愛液の音が聞こえるように、敢えて音が鳴る愛撫をすることは必須です。わざと音を鳴らして愛撫と言葉責めを行い、羞恥心から性的な快楽へと導くのは達成感すら感じます。
びしょ濡れだよ
びしょ濡れであると告げる言葉責めは、リアルな状態を実況したりしながら相手にエロい女性なのだと認識させる目的もあります。普通に濡れてるよというより、びしょ濡れという表現をするほうが与えるインパクトは強いはずです。
声もっと出していいよ
女性はセックスをしている最中に恥ずかしいので声を出さないようにしているときがあります。気持ちを制御しているときに、「声もっと出していいよ」と言われると興奮が高まります 。ただ、的外れなところを責められているときに言われると女性は冷めてしまうので注意してください。
まだイカないで
このワードの言葉責めをする時は、クンニや挿入の最中であることが殆どでしょう。これは特にマゾヒスト系の女性には抜群の効果が期待できます。いわゆる寸止め系のプレイ、あるいは焦らし系のプレイに分類されます。相手をイカせようとしていながら、イキそうになるたびに発言する言葉責めワードです。
丸見えだね
ここでは女性器やアナルなど局部のことを指します。その状況になるのはマングリ返しや後背位(バック)の体勢になった時が大半でしょう。この言葉責めを実施する時は、愛撫か挿入をしている真っ只中にすべきです。ただ傍観しながら言っても大した効果は望めません。
何が欲しいの?
言葉責めワードのラストは何が欲しいの?というフレーズです。この言葉責めは言うまでもなく、男性による十分な愛撫等で女性の肉体が性的に熟したと感じた際に用います。相手の女性に男性器の通称を発言させるために行う言葉責めです。男性器が女性器の近くにある状態で実施するのが望ましいでしょう。
一緒にイこう
ハードな言葉責めの中でも「一緒にイこう」という言葉はお互いの愛を一番強く感じる事が出来ます。命令系であったり、罵倒するような言葉責めではなくても、ソフトにイく事を強要しているので女性に精神的興奮を与える事が可能です。また、女性は愛を感じる事で精神的に満たされ幸せで満足度の高い絶頂を迎える事が出来るでしょう。
フェラチオ:美味しい?
性行為の時だけに表現する感想系の言葉責めです。フェラチオをしている最中に問い掛ける言葉ですが、美味しい?=好き?という意味合いを持ち、ほとんどの女性は美味しいと答えます。
フェラチオ:もっと奥まで
どのようなフェラチオのタイミングで用いる言葉責めなのかと言うと、文字通り男性器を女性の口内奥まで咥えてもらう時です。もちろん男性がS系で女性がM系の場合イラマチオに移行することもあるでしょう。この言葉責めは男性が快楽を得るために発言するため、あまり乱用しないよう計らうべきです。
クンニ:いい匂いだね
本気で良い香りがするという人は本物のド変態ですが、基本的に女性器は無臭の方が多いでしょう。これも前述しましたフェラチオの「美味しい?」という項目の内容と似てます。この場合つまり女性器が愛液を垂らしていたり濡れている時に用いる表現です。女性の羞恥心を刺激して性的興奮を促します。
クンニ:どうして欲しい?
女性の口から言わせることによって、更なる性的興奮度が高まる言葉責めの一つです。これはクンニをする寸前というより、超スローで女性器の周辺に舌先を這わせたりしながら促します。そして、そのタイミングで行う言葉責めです。これは数ある言葉責めの一覧の中でも女性から高い人気を誇るワードです。
乳首責め:少し噛むよ
乳首責めの際に有効な言葉責めのひとつとして、少し噛むよと伝えて即座に実行するという場面もあります。これは元から多少マゾ気質の側面を持つ女性に対して行う言葉責めであるという認識で構いません。もちろん噛むとはいえ実際は甘噛み程度のことであり、何より言葉で緊張感を敢えて与えるためです。
乳首責め:可愛いよね
ありきたりな台詞でも、性行為中で演出が整っいれば新たな効果を生み出すこともあります。その中でも可愛いよねという一言は相手に届きやすいです。そこで乳首責めの時に乳首を軽く摘まんだり抓ったしながら発言すると相手に大きな影響を与えます。もう性行為において言葉責めは不可欠となるでしょう。
クリ責め:ゆっくりがいいの?
最も多くの女性が一番の性感帯であると言い切れる部位がクリトリスです。そのクリトリスに手や口を使って相手の女性を快楽の渦に巻き込みます。
クリ責め:どうされたいの?
例えば相手の女性にクンニしている際、わざとクリトリスだけは徹底的に無視して他の女性器を中心に愛撫します。そうすると、やがて何か煮え切らない様子や態度が見受けられるでしょう。その時「どうされたいの?」という言葉責めワードで相手の口から要望を言わせるのです。急激に興奮値が高まります。
言葉責めを行う時の注意点
優しい口調で
言葉責めにはいろいろな種類があります。 優しい系もあれば、焦らし系、命令形などさまざまです。 命令系のようなきつめの言葉ばかり続けていると、相手も嫌になってしまうでしょう。そこでときには優しい口調で話しかけることも大事です。 いろいろなニュアンスの言葉責めを駆使することで、また変わった刺激が味わえ、興奮も高まるでしょう。
質問ばかりしない
「気持ちいいの?」「どうしてほしいの?」といった質問系の言葉責めもあるにはあります。 しかし質問攻めにしてしまうのは、やめたほうがいいでしょう。 言われる女性からしてみれば、いちいちリアクションしなければならないので面倒に感じてしまうからです。質問系の言葉責めはあくまでも、何度かに一回のペースで取り入れるべきです。 言い切りの言葉責めをベースにして、スパイス的な感じで質問系を時折挟めると効果的です。
質問が複雑
せっかく上がっていた興奮度が、頭の中で物事を考えることにより冷めてしまうのです。質問系の言葉責めは、2択くらいにして質問してあげるのが良いです。例えば、「こことここ(触りながら)、どっちが好き?」や「これとさっきのはどっちが良かった?」など。女性もすんなり答えやすく、相手の好みも聞けて一石二鳥です。ぜひ試してみてください。
しつこく何回も聞く
く間違いとしてあるのが、「ねえ、気持ち良い?気持ち良い?」と聞くこと。何度も聞くのもNG。もし気持ち良くなかった場合のことをちゃんと考えて言葉を発しているのでしょうか。相手が感じまくって問いにも答えられないほど興奮しているならまだ良いですが、まだセックス序盤だったりすると、「え、気持ち良いって言わないといけないかな…」とプレッシャーになってしまいます。
ここなんて言うの?
性器を指して「ここ、なんて言うの?」という質問。男性は勘違いしがちですが、女性は明らかに卑猥な言葉を言うのはあまり好きではありません。この言葉を聞いただけで一瞬にして冷めてしまう女性も中にはいます。恥ずかしい姿を見たいのもわかりますが、ここでは女性の恥ずかしさを尊重して、直接的な言葉を言わせるのは避けた方が良いでしょう。
言葉責めまとめ
セックスの時に男性に言葉責めされると、余計に興奮するという女性は案外多いものです。もし言葉責めで意地悪をしすぎてしまった場合は、エッチの後にフォローをしておきましょう。あとはいつもの通り、甘々なピロートークを繰り広げてください。