フェラチオというのは、女性が口や舌を使って男性器を愛撫することを指しています。ほとんどの男性にとって憧れのシチュエーションでもあることから、カップルやパートナーに求めることも多いかと思います。しかし、いくら奉仕をしてもらってもイケずに悶々としてしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回はフェラチオでイケない理由と気持ちよくイケるためのやり方や解決方法を解説していきます。ぜひ参考にしてください。
フェラでイケない原因【男性側】
フェラでイケない原因はパートナーのせいでもなく、もしかしたら自分自身にあるかもしれません。フェラでイケない男性のほとんどは、オナニーのやり過ぎで、しかも普段から刺激が強いオナニーをしている人です。まずは自分自身のオナニーの仕方を見直してみましょう。
1.強く握りすぎたオナニー
膣に関してよく、「締まりがいい」とか「ゆるい」とか言います。これは要するに、挿入時にきゅっと締めつけられるほど気持ちがいい証拠です。オナニーではいくらでも強くペニスを握ることができます。じつはこれこそが、ついつい刺激が強くなりすぎる最大の原因です。強い刺激に慣れてしまうとフェラはもちろん挿入でさえもイクことができなくなります。
2.足ピンオナニー
両足をピンと伸ばした格好でするオナニーです。足をピンと伸ばすと下半身が緊張状態になり、その緊張が脳にフィードバックされイキやすくなります。しかし実際は足を伸ばした状態でフェラをしてもらうことはないので、このオナニー方法で慣れてしまうとイクことができません。
3.ポルノ依存症
ネットの普及で性的興奮を促す刺激的な動画や画像が溢れています。知らず知らず依存症になる危険があり、視覚的に刺激過剰な状態にならないと興奮しない体になってしまいます。
4.刺激の強いオナホール
ハードなオナホの締めつけが、フェラに対する不感症を増やしているのも事実です。フェラは口でしますから、基本的に締めつけが弱くなります。にもかかわらず、膣の挿入感の何倍もタイトなホールを常用していると、弱い刺激では気持ちいいと感じなくなってしまいます。
5.床オナニー
うつ伏せになり、ペニスを床にこすりつけるオナニーです。これは最高の刺激を与えますが、遅漏や膣内射精障害になる場合もあります。現実のセックスに支障をきたし、もちろんフェラのような弱い刺激ではイケなくなってしまいます。
6.寸止めオナニー
射精直前にあえて刺激を中断、亀頭の緊張がややおさまってから再び刺激を加え始め、ピーク時の快感をいつまでも味わおうとするのが寸止めオナニーです。射精障害を招く恐れもありますし、出かかった精液を精巣に戻す逆行性射精は、膀胱炎の原因にもなります。
フェラでイケない原因【女性側】
女性側のフェラに問題がある場合もあります。もしも気持ちいいと感じなければ、やり方やシチュエーションを変えてみましょう。
1.テクニックがない
ペニスを舐めているだけでは男性はイケません。かと言って最初から最後までひたすらピストンをしていてもいかない人が出てきます。さらに、ピストンする時の吸引力が強すぎても弱すぎても駄目です。フェラにはギリギリまで興奮を高めるための“舐める・吸い付く”といったパフォーマンス、射精感を高めるためのピストン、彼が気持ちいいと感じるバキュームの強さ。この3つが必要です。
2.興奮しない
彼の股の間に顔を伏せて、ペニスにひたすら集中してピストン、こういう純粋なペニスへの刺激だけではいかない男性も少なくありません。思わず興奮して射精したくなるようなセクシーな光景や、脳にクるエッチな声・息遣いなど、直接の刺激以外にも興奮する何かがないといけません。
3.痛い
女性が頑張ってくれてるからと気を遣って痛いと言わない男性はけっこういます。「歯が当たってしまう」「初めに唾液で濡らさないで出し入れしている」「頑張って強く吸っている」「包茎だから皮を剥いてやっている」などはかなりの痛みを伴います。
4.緊張している
緊張していたり、いかなきゃいけないというプレッシャーがあったりするとイケません。こういう問題は女性がよく経験しますが、やっぱり男性でも精神面に左右されます。また、気になっている事や悩みがあって集中できない時もなかなかいけません。
5.リラックスできない
環境や体勢などが原因で男性がリラックスできていなかった場合、フェラされてもいかない事があります。快感に集中・リラックスできるようなシチュエーションが必要です。また、人によってリラックスできる体勢=イきやすい体勢は違います。オナニーで癖がついていると他の恰好ではなかなかいかない事もあります。
フェラでイク対処法【男性側】
1.正しいオナニーを実践
正しいオナニーの頻度は3日に1回
精子が睾丸で作られて一杯になるまでにおよそ3日〜4日かかります。余った精子は代謝され、尿などと一緒に排出されるので、オナニーは3日に1回やればいいと言われています。但し、正しいやり方であれば、陰部が痛むなどのことが無ければ何回やっても大丈夫です。特に、やりすぎて問題があるなどという研究結果はありません。
正しいオナニーの時間は30分
あまりに時間をかけすぎると、日常生活に支障をきたすでしょうから長すぎは性依存の可能性もあり問題です。適度な時間は挿入時間と同じく10分〜30分程度と言われていますが、早いから問題、長いから問題というわけではありません。
正しいオナニーの握り方と握る強さ
最も間違ったオナニーのやり方として多いのが「握り方」と「強さ」です。軽く卵を握るように優しく添えるのが正しい握る強さです。これに合わせて亀頭に優しく、弱い刺激で、かつ穏やかなピストン運動でやるのが正しいオナニーのやり方です。
正しいオナニーの速さ
セックスでやるピストンは腰を動かして身体全体でやるため、そんなに素早くできないのはわかると思います。速くやっても1秒1往復程度が限界。オナニーも同じで、決して激しくする必要はなく、1秒で1往復する程度の速さで十分に射精することは可能です。
正しいオナニーのオカズ
月に1回や2回程度でも良いのでオカズを見ないでするオナニーを楽しみましょう。想像力を鍛えることにも繋がり、一石二鳥です。
2.オナ禁
まずはオナ禁をしてみるといいでしょう。フェラチオでいけないという人は性欲が強く、普段から激しいオナニーをしていたり、かなり刺激が強いグッズを使っていることがあります。オナニーを禁止することで性欲を高め、射精しやすい状態を作ってみましょう。
3.視覚的刺激を増やす
視覚的刺激を増やすというのも、フェラチオでいけない人は試してみるといいでしょう。女性に体勢を変えてもらったり、着衣の状態を変えて見ましょう。普段とは違う景色や女性を見ることで視覚的刺激が増え、射精に近づけることもできます。
4.亀頭オナニーを実践する
亀頭を実際に触ってオナニーする方法です。指の腹を使って亀頭を刺激したり指で輪をつくりカリの部分を往復させます。この方法であれば、フェラのように直接亀頭を刺激することができますし、締め付けもさほど必要ありません。
5.シチュエーションを楽しむ
フェラでもセックスでもシチュエーションが大切です。女性にも協力してもらい、いつもと違うイメージプレイで興奮を高めましょう。イメージプレイはどの程度のめりこむことが出来るかが大きなカギになります。良くありがちなのは「看護師」と「患者」、「先生」と「生徒」などです。役にのめりこんで恥ずかしがらずになり切れれば相当な興奮が味わえるでしょう。
フェラでイク対処法【女性側】
1.フェラテクの基本を押さえる
フェラでは必ず守るべき基本があります。まずは一つ目はペニスを唾液でベタベタにしてヌルヌルの状態で始めることです。次に男性が感じるポイント、亀頭(特に先っぽの方の裏側)、裏筋(亀頭と棒部分を繋ぐ裏側の筋)、カリ(キノコの傘の部分)を刺激することです。
2.手コキも同時にしてもらう
フェラでいけない時は、手コキも同時にしてもらうといきやすくなります。女性に性器を咥えたまま、根本のあたりを同時に手コキしてもらいましょう。また、フェラと手コキでバリエーションを加えてもらいます。
部分舐め+ピストンを合わせる
気持ちいい、とイク感覚は少し違います。射精まで追い詰めるには、「気持ちいい」と感じた後の“竿のピストン“が必要不可欠です。三大快感部分(亀頭・裏筋・カリ)を舐め、時々ピストンを混ぜるようにしましょう。
3.吐息・声を漏らす
無言で何の音も出さずにフェラだけでは興奮しようにも気分が高まらず、いかない原因に繋がってしまいます。エッチ中の音ってかなり重要な役割を果たしています。舐めながら吐息を漏らしてみましょう。
4.視覚や聴覚にも刺激を与える
気持ちのいいフェラをするには触覚以外の五感を刺激することも求められます。
特に刺激しやすいのは、視覚と聴覚。唾液で口周りを汚し、下品な音を立てながら一生懸命自分のペニスをしゃぶっているという光景はなかなかエロいものです。
明るさにも注意
フェラで男性が射精までいくには刺激的な見た目が必要。という事は、顔や口元、柔らかそうな胸やボディライン、下着が見えない暗闇だといかない原因になります。フェラをする時はこれらの興奮材料を確認できるくらいの明るさにしましょう
5.69をやってみる
フェラでなかなかいかない場合は69プレイも取り入れてみましょう。目の前にある女性器やそれを触ったり舐めたりできるシチュエーションは視覚的にも興奮することができます。
フェラでイケない原因まとめ
一度イケなかったからといって落胆して避けてしまったり、「もうダメだ」と悲観的になるのではなく、落ち着いて原因を探して、自分にあったフェラに持っていくにはどうしたら良いか、ということに目を向けてみましょう。