男性の多くは、AVなどから間違った情報を仕入れており、強い刺激の方が女性は感じると思っています。しかし実際は、ほとんどの女性は気持ちいいと感じることはなく、不快にすら思っています。そこで今回は、女性を虜にするぐらい気持ちいいセックス方法を解説していきます。本当の絶頂を経験させて女性を夢中にさせましょう。
前戯のテクニック
①ムードをつくる
女性は男性に比べて雰囲気を重視しますし、雰囲気の中で自然とエロスイッチが入っていきます。まずは二人でリラックスして、見つめ合ったり、スキンシップをとったりして、ムードを高めていきましょう。途中もそのムードが途切れないよう、気遣いを忘れないようにしてください。
②キスでムードを作る
セックスはキスに始まりキスで終わるといっても過言ではありません。キスは相手の緊張を和らげ、愛情も伝えられるという効果があります。何回もセックスしていたとしても、多少は緊張するものです。まずはゆっくりと唇を重ね、彼女をリラックスさせてあげましょう。
ソフトなキスで唇の感触を確かめう
まずは彼女の体にやさしく触れながら、唇を重ねあうだけの”プレッシャーキス”をしてお互いの唇の柔らかさを確かめ合いましょう。はじめからねっとりとしたディープキスをしてもイマイチ興奮にかけてしまいます。物語の始まりのように、序章はまずは軽いキスからが基本です。強弱をつけながら、最初はそっと唇をくっつけるように。徐々に押しつける力を強くしていきましょう。
ディープキスで興奮を盛り上げる
プレッシャーキスで雰囲気が盛り上がってきたら、少しずつ舌を入れるキスにシフトしていきます。舌をやわらかく、唾液もたっぷりの状態で彼女の舌と絡めていきましょう。特に、口の性感帯といわれる「上あご・舌裏・唇」を重点的に責めると相手に快感を与えることができるでしょう。
③焦らしながら脱がす
セックスをする雰囲気ができあがってきたら、キスをしながら彼女の服を脱がしてあげましょう。ここで気をつけたいのが、一気に服を剥ぎ取ってしまわないようにしてください。少しずつ焦らしながら脱がすことが興奮を高める鍵になります。
彼女はこの日のために可愛い下着を身につけ、スキンケアやダイエットにも一層気合を入れて臨んできているかもしれません。そんな中、あなたが特に何も反応せずスルーしたら彼女はどう思うでしょうか。きっと、心の中ではがっかりしてしまうかと思います。彼女が「手間をかけて用意してきた甲斐あった」と思えるようにとびっきり褒めてあげましょう。
④ソフトタッチを意識する
ソフトタッチとは、触れるか触れないかというくらい弱い力で触れること。AVのようなガシガシ激しい愛撫は、痛がられてしまうことがほとんどなので注意が必要です。あくまでも優しく丁寧を意識しましょう。
アダムタッチとは?
アダムタッチとはスローセックスの提唱者であるアダム徳永氏が考案したタッチ法です。手のひらを肌から水平に3センチ離したところから、5本の指先を肌にギリギリ触れる程度に触れ、楕円を描くようにそっと動かしてみてください。
これは女性が「もうすぐあそこを触ってもらえる」と予想ができるため、女性の性感を開くには最適の動きなのです。コツは5本の指をバラバラに動かさないようにすること。そして秒速3センチ(頭の中で10数えて3センチ進む程度)のゆっくりしたスピードを心がけることです。
⑤たっぷり愛撫する
前戯が短いと女性は物足りなく感じます。かといって、ただ長い時間をかければ良いというわけではないのが難しいところです。重要なのは、女性の興奮度・感度が上がってくるまで、相手の反応をうかがいながら十分に愛撫をしましょう。いきなり敏感な部分に手を伸ばすのではなく、まずは耳、首、お腹などをそっと触ってください。少し焦らし気味にすると、女性の興奮度・感度も上がっていきます。
⑥一定のリズムで刺激する
女性が気持ちよくなる条件の一つとして、特に感じる範囲を適した強さと一定のリズムで刺激しつづけることが重要です。男性はずっと同じ刺激だと飽きてしまう傾向があるので、愛撫に対して強弱やリズムの変化を求めますが、逆に多くの女性の場合は強弱もスピードも変えずに続けてほしいと思っています。
胸のテクニック
乳首の感度は個人差が大きく、指で触られても舌で舐められても気持ちよくない人から、乳首だけでイク人までいます。乳首の感度が低い人にとっても高い人にとっても、気持ちいいと思える刺激とは、乳首を動かさない程度の力に留めることです。その上で男性は相手が乳首で気持ちよくなれるタイプなのかどうかを測り、同時により感度の高いポイントを探していきましょう。
乳首の舐め方とは?
①乳輪から舌で円を描きながら段々と乳首に近づいていく
②乳首の側面を舌で撫でるように舐め続ける
③乳輪から乳首の先端に向かって色んな方向から舐め上げる
④先端だけを舌先でやさしく上下に舐める
この4つの舐め方で、乳首において感度の高い場所や相手好みの舐め方がわかると思います。女性の好みの舐め方が見つかったら、とにかくその動きを、同じ強さとスピードで続けていきます。乳首の感度がいい女性なら、少し刺激的な舐め方をしてみるのもおすすめです。
クリトリスのテクニック
基本的にクリトリスの露出部分は、男性における亀頭だと思ってみるといいかもしれません。最初は羽で撫でるように優しく触って、徐々に刺激に慣らしていきましょう。いきなり指先でガツガツと擦ったり、乾いた指先で強くこね回したりしないようにしてください。
クリトリスの舐め方とは?
膣内よりもクリトリスが感じるという女性は圧倒的に多いです。女性を気持ちよくさせてあげたいと思っているなら、とりあえず5分はクンニしてみてください。相手がクリ派なのか中派なのかわかっていない段階でも、まずはクンニをしてみましょう。舌を前に突き出してぺろぺろとクリトリスを舐めるのではなく、唇をぴったりとクリトリス周辺に当てて唇の内側の粘膜を密着させるようにして舐めると、それだけで快感は3割増しになります。
クリトリスの舐め方は縦舐め、横舐め、回転舐めの3つが基本です。
①クリトリスの縦舐め
縦舐めはクリトリスの下からクリトリスの包皮の上までを舌で上下に往復する舐め方です。人によってはクリトリスの下やクリトリスの包皮の上の方が気持ちいいこともあるので、それを探るためにも最初は広い幅でゆっくり舌を往復させてみましょう。包皮を剥くか剥かないかは好みが分かれるので、始めは剥かないまま舐めてみてしばらく様子を見てください。
②クリトリスの横舐め
横舐めは、クリトリスを中心にして舌を左右に動かす舐め方です。この舐め方をする目的はクリトリスの両脇も舐めることです。優しく横舐めすることで起こる微妙な振動が縦舐めよりも好む女性もいます。舌先に力が入りがちな人は、舌の力をできる限り抜いて顔を左右に動かしましょう。
③クリトリスの回転舐め
回転舐めは、クリトリスの下、両脇、包皮の上を舌で撫でていく舐め方です。常に舌の一部が当たっているので、女性の体の表面に出ているクリトリスの一部をまんべんなく刺激することができます。
膣のテクニック
クリトリスを舐めたり触ったりした後、ほとんどの男性は指を膣内の奥まで差し込んで動かし始めますが、中の感度がそこまで発達していない女性にとっては気持ちよくなかったり痛かったりします。女性器の表面がヌレヌレに濡れていても、膣内は同じようには濡れていないことも多いのです。
クリトリスを指で上下に愛撫する流れの延長で、クリトリスをスタート地点にして上下に撫でる幅を徐々に下に大きく伸ばしていきます。小陰唇を巻き込まないためにも指のスピードは上げません。クリトリスから膣口に指が入りそうで入らない所まで指を何度も往復して、ゆっくりと膣の中へ挿入していきます。
体位のテクニック
正常位
女性に「どの体位が一番好き?」と聞くと、一番にあがるのが正常位です。女性の場合は物理的に性感帯が擦れたり圧迫されることよりも、精神的な満足感を好むので、目を合わせることができること、抱き合えることを重要視してます。
正常位で精神的な満足感だけでなく肉体的な快感も与えたいのであれば、女性のどこを刺激しているのか考えないただの出し入れ運動から、ちゃんと目的をもったピストン方法に変えていきましょう。
膣内の神経分布には個人差がありますが、多くの場合は膣の浅い部分の上側に集中しています。男性が上体を起こして浅く素早いピストンを繰り返すことで、この浅い部分を集中的に擦ることができ、体内に隠れたクリトリスの胴や脚部分にも振動を与えることができます。
対面座位
対面座位は、あぐらをかいた男性の上に向かい合って女性が座る体位です。しっかりと抱き合って顔を見たりキスしたりしながらセックスができるので精神的な満足感が高いです。また、神経の集中する膣の浅い部分は圧迫を繰り返され、亀頭によって子宮口も揺さぶられるので、身体的にも女性が気持ちよくなりやすい体位です。
交差位
交差位は、男女の脚を交差させることで深く挿入できる体位です。男性の体幹がしっかりしていることが求められるので、この体位をする男性は少数派ですが女性にとって刺激の強い体位なのでかなりおすすめです。
正常位やバックなどの挿入感とは全く違うので女性にとっては新鮮な感覚を味わえ、深く挿入すれば男性の脚の付け根がクリトリスに密着し擦れるので中も外も同時に刺激することができます。
脚閉じ正常位
オナニーのときに両脚をピーンと伸ばして力を入れる癖がある女性はとても多く、そのような女性は正常位などの脚を開いた体位では気持ちよくなりにくいです。
脚閉じ正常位は、通常の抱き着き正常位から女性の脚を徐々に閉じさせていき、反対に男性が脚を開いていきます。大きく出し入れすると抜けやすくなるので細かいピストンを繰り返すことになりますが、男性の恥骨がクリトリスにリズミカルに当たるので、脚ピンとクリトリスの圧迫でイクこともあります。
セックステクニックまとめ
あくまでも相手あってこその行為です。パートナーとコミュニケーションをしっかりとって行えば、それが二人にとって最も気持ち良いものになるはずです。相手を思いやってする行為は、身体的にも精神的にも女性を満たすことができます。常にいたわりの気持ちを持って臨みましょう。